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軍事組織的な方面からのローマ帝国史 [購入物全般]

古代ローマ 軍団の装備と戦法

古代ローマ 軍団の装備と戦法

  • 作者: 長田 龍太
  • 出版社/メーカー: 新紀元社
  • 発売日: 2019/02/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 この本を簡単に言うと軍事組織的な方面からのローマ帝国史ですね。
 こんな本を読もうとする人間は「ローマ帝国って何?」というレベルなのはあり得なくて、ローマ帝国に関して、それなりの知識を持ってる人たちばかりでしょうから、「こちら方面の切り口もあるのか?」と興味深く読めるでしょう。

 「これ読むような人は、それぐらい判ってるだろう」といわんばかりに、一般的な説明をすっ飛ばしてますし。

 あとローマ帝国軍が国民徴兵ではなく専門化してから、いかに一般民衆から金をタカリまくって嫌われる存在だったのかも、書かれててます。帝国消滅寸前の末期ではなく帝国全盛期の頃から。
 昔の中国と同じく、ヘタすると政府の官軍の方が怖いという状況なのは、どうしようもないなあと。

 こういうローマ帝国軍事本では、実戦部隊組織だけが解説されがちですが、日常生活や事務部門についても詳細に説明されてます。
 軍営での一般下級兵士の居住環境は現代の目から見ると、かなりの最悪レベルですが、これでも貧民とかよりはマシだったのでしょう。

 それと帝国末期になると、部隊編成や役職に訳の分からない独立部隊的や恒常化した臨時官職がやたらと増えているのは、国の滅亡寸前だなあという思いが。


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スマホの世界も停滞しつつあるのですね [購入物全般]


 これまで使っていたサブスマホのXperia Compact Xが突然充電できなくなってしまって、修理ショップに持ち込んだら「内部への水漏れです。修理不能」と突き放されてしまったので、急遽交換しました。

 「Xperia Compact Xとスペックが同等以上で安くて中国製でない」という条件を満たしているのは少なくて、結局バランスのとれたこちらに。
 使い勝手は悪くないです。もっと良いのは予算の面でダメでしたし。

 しかし、スマホを拒絶して昔ながらの携帯を使い続ける人の言い分の一つに「しょっちゅうモデルチェンジとかするスマホ嫌だ」というのがありますが、今回交換して実感したのは「スマホの進化もかなり停滞してて昔のモデルが売ってる」ので、未だにスマホにすら嫌悪感持ってる人は二重の意味で遅れてるんだなあと。

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編成って大事です [購入物全般]

日本海軍の艦隊編制と海戦ガイド: 作戦行動部隊のしくみ

日本海軍の艦隊編制と海戦ガイド: 作戦行動部隊のしくみ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 大日本絵画
  • 発売日: 2018/12/20
  • メディア: 大型本

 この本は太平洋戦争中の日本海軍の編成を、戦争時期のそれぞれで解説してます。

 海軍の艦隊編成って、陸軍のある程度きっちりとしたピラミッド形式とも、ちょっと違いますので、部隊編成とかを見て「ハアハア」できる私のような人種には、「出てくれてありがとう!」といった感じの本です。
 そりゃ、戦局の各時点の艦隊編成とか調べれば分かりますけど、こういう1冊にまとまったのって、最近出た本では無かったと思いますので。

 しかし、よく言われる事ですが、日本海軍の編成って昭和19年くらいから艦船が少なくなって、航空隊が増えてるんで、海軍というより空軍の編成にしか思えないのが、良く実感できますね。

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武士の起源を解きあかす [購入物全般]

 
武士の起源を解きあかす ──混血する古代、創発される中世 (ちくま新書)

武士の起源を解きあかす ──混血する古代、創発される中世 (ちくま新書)

  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2018/11/10
  • メディア: Kindle版

 この本は武士の起源についての本です。
 個人的には個々の事例の解釈に「いや?それは違うんじゃないのかなあ?」と思ってしまう事も多いですが、目の付け所が上手くて「その観点があったか?」という気付きが多くて参考になって面白いです。

 序章で書かれている、この本が書かれた理由の一つとして、20年以上前に高橋昌明氏が唱えた「武士の起源は地方ではなく。朝廷の中央武官からだ」という説が全然検討されず、話が進んでいない!という著者の怒りです。
 私もそれに関しては全面的な同感だったりもしてます。

 著者が、この本で書いているのは古代の律令体制の始まりから、平将門の乱に至るまでです。
 平安時代の後半が。「平安」でも何でもない「自力救済」の世界な事は、歴史多少齧ってる人なら、お判りでしょうが、この本では「そもそも平安時代は始まった当初から平安でも何でもない」というのを、これでもか、これでもかと書いています。

 著者本人の結論に誘導するために、途中の章で語らずに、最後で語るような筆回しも多いですが、読んで大変に刺激を受ける歴史本でした。

 この本の歴史感は、他の事項にも色々と発展できそうな気もしますし。


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航宙軍士官、冒険者になる 書籍版

航宙軍士官、冒険者になる

航宙軍士官、冒険者になる

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
  • 発売日: 2018/11/30
  • メディア: Kindle版

 原作はなろう系でかなり面白い作品だと思ってて、私もかなり気に入ってますが、こちらも書籍化。
 出版社も電車広告に力入れてて、すぐに重版が決まったようで目出たいです。
 これですぐの打ち切りは無いでしょう。
 
 しかし、なろう系のイラストが、キャラのイラストのイメージと合わないことは日常茶飯事ですが、この作品でも表紙にもあるクレリアの風貌がつり目なのはちょっと意外でした。つり目なのはエルナの方が強かったので。
 次の巻で、この作品の特徴の壮大すぎる目標が出てきますね。
 一見、料理系にしか思えないこの作品の特徴が表れることに。

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予言の経済学 書籍版 [購入物全般]

予言の経済学 1 巫女姫と転生商人の異世界災害対策 (レジェンドノベルス)

予言の経済学 1 巫女姫と転生商人の異世界災害対策 (レジェンドノベルス)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/11/07
  • メディア: Kindle版


 去年のなろう系でもベストの作品だと思ってた作品が遂に書籍化。
 嬉しいですが、なろう系の書籍作品って、売れなかったらさっさと打ち切られてしまうんで、それが心配です。


 話としては、原作の第1章をボリュームアップして書籍化してます。
 テンプレ的な転生最初のところのところを省略しまくったスピーディさが、この作品の魅力の一つでありましたが、多少の世界説明とか入るのは仕方ないかと。
 別に書籍版になって面白さが落ちてる訳でもないですし。
 あと表紙以外の挿絵イラストが無いレーベルので、他のキャラとかがどんな風貌なのか判らないので、ちょっと残念ではあります。
 次の2巻で話の根幹となるセントラル・ガーデン結成なんですが、この分だとメンバー全員のイラストが出てくるのに、どれだけかかるのやら。



 

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公務員が議会対応で困ったら読む本 [購入物全般]

公務員が議会対応で困ったら読む本

公務員が議会対応で困ったら読む本

  • 作者: 田村 一夫
  • 出版社/メーカー: 学陽書房
  • 発売日: 2018/04/19
  • メディア: 単行本

 Twitterの一部で話題になってたので、つい買ってしまった本です。
 題名の議会対応について書かれている本ですが、結果的に著者の意図とは違って、日本型大組織の下っ端や中間管理職として角が立たない生き方についての適切なバイブルになってる感じがします。
 これ議会だけじゃなくて、民間会社の役員会とかお偉いさんへの対応にも使えそうです。
 「方向性変わってない筈なのに、上司が前任者と違う方向性で答弁している」「馬鹿な質問に相手の顔を潰さずに返答」とかの対応など、あらゆる組織の勤め人にも役に立つ事例が多いですし。


 あと書かれている内容をざっと要約すると、基本的に「嘘つくな」「筋は通せ」「失敗はさっさと直せ」「根回しは重要だが、話通す順番とか各所のメンツ考慮しろ」「上の派閥争いからは距離置け」「常に共同作業を心掛けろ」とか、当たり前といえば当たり前なのが多く、不正とか汚いやり方とかは書かれていないのに極めて実践的な本です。

 下手な自己啓発本なんて読むよりも、この本を読んで、自分の仕事内容に当てはめた方が遥かに生活に役に立つのではないかと思える本でした。
 ただ、ある程度の規模の組織での社会経験無いと、この本の凄まじさが判らないのではと思う時も。

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高砂義勇兵について決定版の書籍 [軍事]

日本軍ゲリラ 台湾高砂義勇隊 (平凡社新書0886)

日本軍ゲリラ 台湾高砂義勇隊 (平凡社新書0886)

  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2018/07/13
  • メディア: Kindle版

 太平洋戦争での日本の南方戦線の戦記には「高砂義勇兵」という単語が頻出します。
 台湾先住民で編成された、その部隊は、日本人兵士の個人的回想群では自軍の精鋭として「畏敬」を持って語られていますが、断片的な資料は多数存在しても、包括的な資料としては、彼らが「何者?」という資料はほとんど無いです。
 この本は恐らく初めての包括的な資料で、編成元となった台湾先住民の解説、誕生経緯や悲惨な戦闘、戦後の経緯までが一括で書かれていて、「高砂義勇兵が知りたければ、この本を読め」という決定版です。

 性質上、陰鬱な記述ばかりではなく、ニューギニア戦線での人肉食とか、日本人士官や下士官への反抗とか暗い話も多いです。
 戦中に地獄を見たのに、戦後に台湾を領有した国民政府に徴兵されて大陸の国共内戦に投入されて,共産側の捕虜になって、文化大革命で総括されまくったという悲惨な人生を送った人もいます。 
 

 戦後70年以上経って、関係者の殆どが死んだ今だからこそ出せた本なのかもしれませんが、「歴史の闇の側かもしれないが、彼らは確かに、この世界に存在して活躍した」というのを思わせてくれる本です。
 良い本が出ました。

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いまさらですがソ連邦 [購入物全般]

いまさらですがソ連邦

いまさらですがソ連邦

  • 出版社/メーカー: 三才ブックス
  • 発売日: 2018/10/04
  • メディア: Kindle版


 ソ連という国全般についての解説本。
 題名通り「いまさらですが」な本でもあります。
 著者が速水螺旋人センセと津久田重吾センセという、今の日本でソ連を語るなら、この人たちしか居ないでしょう、というレベルなので、面白くない訳がありません。

 ソ連という国全般について堅苦しい解説だけではなく、日常生活分野からの視点を強く語ってます。
 でも、これ「滅んでしまった国」だからこそ、異世界ツアーガイドとして、ぶっちゃけで語れるというのが大きいですね。

 何十年経っても、ソ連という喪われた世界の解説書として価値は残り続ける本かと。
 

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どうしても破滅したくない悪役令嬢が現代兵器を手にした結果がこれです [戯れ言]

 どうしても破滅したくない悪役令嬢が現代兵器を手にした結果がこれですが、無事に完結しました。
 主人公が、かなり酷いこともやらかしてますが、自分の思い込みによる過剰な自己防衛で頑張るけど、その方向がずれまくっているというギャグ系悪役令嬢のテンプレ的展開が良い意味で生き生きとしてて、肩ひじ張らずに軽く読める佳作でした。

 あとは、ここ数か月で一番熱いのは問答無用で現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変かと。
 日本に華族制度を残すために、ちょっと歴史改変したけど、基本的なところは史実日本と同じな、1990年代中盤から2000年代リーマンショックくらいまでの、バブル崩壊後日本経済をテーマにした歴史改変の話で、いざネタにされると最近とは言え、色々と凄い時代だったんだなと。
 偶に挟まれる、この世界の新聞記事や雑誌記事や2ちゃんまとめ的な話も。妄想が膨らんで燃えます。
 今でも基本的に毎日朝7時に更新されているので、毎朝の楽しみではあります。
 最近のお話は、この世界での911関係ですね。

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