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今日の購入本(2004.7.4) [購入本]

王朝貴族の悪だくみ―清少納言、危機一髪

王朝貴族の悪だくみ―清少納言、危機一髪

 
   

 殴り合う貴族たち―平安朝裏源氏物語の続編にあたり、摂関政治最盛期の藤原道長あたりの時代にいかに上級貴族たちが無法を働いていたかの本です。

 今回は国司として各国を統治していた受領たちの地方での無法がメインです。
 口封じに部下平気で殺したり、一家を皆殺しにされた男に命を狙われた国司がいたり、それはもう色々と。
 この世には神も仏も無いのか、という感じで、まさに「平安時代」という時代名称が大嘘だというのをまざまざと見せつけてくれます。

 あと、道長の息子、頼長が関白だったころに起こった

「以前、現役の大隅守を射殺して犯罪者として追われていた人物が、こともあろうに皇族の「王」になりすましたあげく従四位下の位階を得ることに成功しかけた」

という事件が凄いです。
 この企みが成功していたら、「従四位下の高位を持ち、かつ武芸に通じた皇族」が誕生することになり、彼の一族が清和源氏や桓武平氏を押しのけて、地方での武士団の旗頭になって、歴史が変わってしまった可能性も大ですから。


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